7月下旬の第1回に続きに8月26日(金)夜から8月29日(月)の日程で、平塚市社協職員2名と引率のひらつか災害ボランティア1名の随行で宮城県石巻市にて被災地で活動するボランティア40名(男性26名、女性14名)が参加した派遣事業を行いました。
今回は74名もの方々から申込があり、抽選で10代から70代の40名を選ばせていただきました。
今回の活動も、石巻市災害ボランティアセンターに派遣先を紹介していただき、石巻市街地の、駅北通り地区で活動を行いました。駅北通り地区は、以前は田畑だった場所が、今では開発され閑静な住宅地となったそうです。石巻駅から徒歩10分くらいの場所となります。
活動内容は、側溝の泥かきが中心となりました。駅北通り地区では津波の影響で、震災から5日間外出できなかった高齢者もいたそうです。
現場で被災者の方から話を聞いたところ、自家用車をそのままにして避難し、数日後に水没した中を歩いて帰宅したが、自家用車が家の前の通りまで流されて廃車になってしまった方や、高齢者世帯のため津波の影響で外出できず、ヘリコプターに手を振るなどしたが、誰の助けも来ず、使い捨てカイロを身体に付けて5日間寒さを凌いだ方がいられました。
現在では電気とガスは復旧しているとの事ですが、信号機が故障中で市内各所では警察官が手信号で車を誘導していました。
今回の活動場所も津波の影響で1mから2m近くの浸水があり、震災より5日間水が引かなかった場所もあったそうです。現在でも津波の水位がくっきりと残る家屋の壁などが各所に見受けられました。
住民の方々は、「まさか津波がここまで来るとは思わなかった」とおっしゃっていました。海から数キロも離れ、海側には日和山もありますが、旧北上川、運河をさかのぼり、土手よりも低い土地の住宅街まで津波が浸水したとの事です。
平塚市でも同じ状況が発生すると、どこまで津波の影響があるか、心配でなりません。
平塚市社協としても、今回の活動で学んだ事や被災者から教えていただいた事を踏まえ、津波警報の際は、
まず高い所へ避難する事を伝えていきたいと思います。
なお、今回も前回に続き、赤い羽根募金の配分金と災害ボランティア・NPO活動サポート募金の助成でこのバス派遣事業を行いました。
出発時:8月26日(金)の様子
雨の中でしたが、1回目の参加者の有志の方々が見送りに来ていただきました。
参加者の案内や荷物の運搬等ご協力いただきありがとうございました。
バスの運転を担う乗務員さんから挨拶とバスの乗車時の諸注意をご案内
1日目:8月27日(土)の活動
活動前にボランティアの依頼者である石巻市駅前親交会の会長から説明を受けている様子
今回の活動で使用する道具一式(現地に用意してありました)
側溝のふたを外す道具の使い方をレクチャーしていただいている様子
バスの乗務員さんも試しに道具を用いて側溝を外していました。
山積みに摘まれた土嚢置き場
側溝の幅がまちまちで一部の場所ではせっかくのチリトリが使えませんでした。
側溝の中はかなり深くまでヘドロや砂が堆積していました。
一生懸命に側溝を清掃したらこんなにきれいになりました。
女性の参加者も一生懸命がんばりました。
津波の跡が残る家屋。住宅街でも最大2mちかく水没したそうです。
ヘドロをシャベルで掘る人、土嚢袋に詰める人、それぞれが自分の役割を全うしました。
活動終了後は、活動で汚れた道具をみんなで洗いました。
2日目:8月28日(日)の活動
2日目も引き続き側溝の泥かきをしました。
津波で1階部分が壊滅している空き家
津波で1階部分が壊滅している空き家2
活動場所から見えた石巻市役所(百貨店の空き店舗を活用しています)
所々水分が多いヘドロがあり、かき出すのに苦労しました。
こんなにきれいになりました。
3日目:8月29日(月)の活動
3日目も引き続き側溝の泥かき作業をしました。背中の汗が結晶化しています。
みなさん黙々とがんばって作業しています。
炎天下での活動だったので休憩中。近くに営業中のコンビニがあり助かりました。
事務局も側溝のふたを閉めるお手伝い。
女性の参加者もがんばります。
活動を終了して平塚へ帰る前に、地元の方々からお礼のあいさつをいただきました。
地元の方々から差し入れで人数分の笹かまぼこをいただきました。
活動中は度々、労いの言葉や差し入れ等いただきました。(尾花沢スイカ4個)
地元名産のさつま揚げも人数分差し入れにいただきました。とてもおいしかったです。
今回の行程)
8月26日(金)
19:00 平塚駅北口 NTT前に集合(時間厳守)→ 19:15出発 → 途中トイレ休憩 → 1:35 仙台市内の宿泊施設に到着 → 各自就寝
8月27日(土)
各自起床 → 各自宿泊施設内で朝食(6:30から可能) → 7:30 1Fロビー集合 → 7:40 宿泊施設出発 → 8:30三陸自動車道 矢本PAトイレ休憩 → 8:50 矢本PA出発 → 9:30 被災地支援の現場へ到着 ボランティア活動、休憩、昼食 → 15:30 ボランティア活動終了 → 16:00 被災地支援の現場を出発 →16:15 石巻市沿岸部津波被災現場見学 → 17:02道の駅上品の郷で買い物・トイレ休憩 → 17:50 道の駅上品出発 → 19:10 宿泊施設着 各自入浴、夕食、就寝
8月28日(日)
各自起床 → 各自宿泊施設内で朝食(6:30から可能) → 7:30 1Fロビー集合 → 7:30 宿泊施設出発 → 8:15 三陸自動車道 矢本PAトイレ休憩 → 8:40 矢本PA出発 → 9:05 被災地支援の現場へ到着 ボランティア活動、休憩、昼食 → 14:00 ボランティア活動終了 → 14:30 被災地支援の現場を出発 → 14:50 石巻 専修大学 石巻市災害ボランティアセンター到着 → 15:20 石巻市災害ボランティアセンター出発 → 16:50 宿泊施設着 各自入浴、夕食、就寝
8月29日(月)
各自起床 → 各自宿泊施設内で朝食(6:30から可能) → 7:30 宿泊施設集合 → 7:35 宿泊施設出発 → 8:30三陸自動車道 矢本PAトイレ休憩 → 8:50 矢本PA出発 → 9:10被災地支援の現場へ到着 ボランティア活動、休憩 → 11:30 ボランティア活動終了 → 11:40 被災地支援の現場駐車場で昼食 → 12:15 被災地支援の現場を出発 → 13:25 入浴施設着 → 各自入浴 → 14:35 入浴施設出発 → 途中トイレ休憩、各自夕食 → 21:35 平塚駅着後解散
今回の派遣事業参加者全員で記念撮影
(平塚市社会福祉協議会 地域福祉活動支援グループ ボランティアセンター)